社会福祉法人いずみ会について
1980年代、山梨県内には障害を持つ子どもの発達を支援する療育の場が少なく、保育園や幼稚園でも受け入れてもらえず、在宅を余儀なくされていました。
その当時、リハビリに子どもを通わせている親たちの「ひとりぽっちの親子をなくそう」「障害を持つ子にも友だち集団を保障しよう」という願いから甲府市障害児通園事業いずみ園(現・児童発達支援事業いずみ園)が生まれました。
親たちが主体となって署名運動やバザーを行い、行政に訴え、寄付を募ったのでした。その後、峡東地域に療育機関がなく「どの地域に生まれても療育が受けられる環境を」との声があがり、いずみ園を母体に社会福祉法人いずみ会が設立され、2002年児童発達支援センターひまわりも同時開設しました。
社会福祉法人いずみ会では、ひまわり・いずみ園の2事業所の運営を通して、子ども達のより良い環境づくりのため、子どもを真ん中にして親・職員が、多くの人々と共に協力・共同し、支援の輪を広げながら、現在に至っています。
法人理念
ひとりぼっちの親子をなくし、仲間づくりをすすめます。
すべての子どもの発達の歩みを確信し、
また子ども集団での育ちを重視し、
適切な療育環境を整えます。
地域社会との交流をすすめ、障害があっても
すべてのより良いライフステージのための
ネットワーク作りに努めます。
保育目標
いつでもどこでも、自分の持っている力が発揮できるようにしよう。
人と関われることが心地よいと感じられ「もっとやってみたい」気持ちを育て、
やれたことを共感しあえる子になろう。
大好きな遊びをみつけ、友だちと遊ぶのが大好きな子になろう。
生活リズム(睡眠・排泄等)を整え、
毎日の生活が生き生きと送れる健康な心と体をつくっていこう。